hippydonky212004-05-11

日本人が従来持っていた日本人の美徳をいろいろ失っているのは
確かなようですがそのひとつは多分
判官贔屓」という言葉でしょうか?


日本のマスメディアは権力に対してのチック機能をなくしてしまい
その代わりに迎合というメディアとしての死を選び取ってしまい、
体制翼賛新聞、テレビにもううんざりです。
判官贔屓」ではなく「反管贔屓」という言葉に「自己責任」とともに今年の流行語大賞
あげてしまいたくなります。


民主党の管代表が代表を辞任するのは当然としても
何故ほかの年金未納閣僚の責任を問わないのでしょうか?
また安部自民党幹事長など
「未納者はもらえないだけだ」と言い切っていましたが
何時から年金は相互扶助でなく積み立てになったのでしょう?
彼らはともに道徳教育の強制と教育基本法改正派ではありませんでしたか?
なら彼らの言う道徳とはいったいなんなんでしょう?



マスメディアは経済的なモラルハザードにはかなり批判的に書くくせに
(そうでもないかも?)政治権力者のモラルハザードには大甘ですね。



判官贔屓」ではなくても権力を持つものにはより厳しく
というのが普通だと思っていたのですが
実はメディアも国民も水戸黄門に出てくる悪代官派だったとは驚きです。
悪代官を裁けない小泉首相は当然水戸黄門ではありますまい。