2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

短信

姑息なアメリカ政府により2日早くイラクの傀儡政権に主権が委譲されましたが何の意味もありません。ブレマーが去っても世界中をだまし、国連にそっぽを向かれ、駐イラクアメリカ大使に横滑りした元国連大使ネグロポンテイに親玉が変わるだけです。 選挙もイ…

短信

YOMIURI ON LINEより 「 愛知県内の県立高校の男性教諭が、5月に実施した3年生の日本史の中間試験で、「イラク戦争についてどう思うか」と尋ねる記述問題を出題し、政府の対応を批判した解答には満点を与え、肯定する解答には加点していなか…

今日の1冊

「悪魔の詩」 サルマン・ラシュディー 五十嵐一訳 新星社(上)(下)本音を言えばこんな退屈なホンではなく「千夜一夜物語」のほうが○です。

「悪魔の詩」

「悪魔の詩」 この本を知っていますか。 イギリス在中のイスラム作家サルマン・ラシュディ氏の作品です。 1990年?以来、彼はこの本の出版によりスコットランドヤードの保護下にあります。 それはイランの指導者故ホメイニ氏が彼に対してイスラム教徒に…

今日の1冊

月間「DAYS JAPAN」 広河隆一責任編集

「DAYS JAPAN」

人間の、個人の尊厳をまるで理解していない口も頭も軽い政治家をこの国の人たちが支持する理由はいったいなんなのか。 敗戦で戦時に何をやっていたかを何もかもチャラにして、無責任体系を築き上げた大人たちを見ながら大人になった人達が作り上げた城の中に…

今日の1冊

「売春の社会史」 バーン&ボニー・ブーロー 筑摩書房

「売春の社会史」

少し前ですがドイツの学者が「定期的な性交渉は大学生に必要不可欠」という結果を発表したそうです。 定期的に性交渉を持つ学生達は大変満たされていて、成績がよい確率が高い。 片やそうでない学生は好成績が収めにくいという統計結果だそうです。 セックス…

短信

asahi.comより 平沼赳夫前経産相は14日、大阪市内で開かれた亀井派所属国会議員のパーティーで講演し、教育基本法改正の必要性を強調する中で、「教育基本法では個人の尊厳が強調されている。日教組の教育とあいまって、個人の尊厳が行き過ぎて教室破壊が…

今日の1冊

「選択の自由」 ミルトン=フリードマン 講談社

「選択の自由」

レーガン元大統領の国葬がアメリカで行われました。 ひとつの時代の終焉ならブッシュと小泉を道連れになって時代を終焉させてください。お願いします。 レーガンの時代のアメリカ経済はケインズ学派からの大転換の時代です。 シカゴ学派のノーベル賞学者ミル…

「貧困と飢饉」

「もったいないなあ」といいつつ 友人達や彼女の残した食事の残り物を食べていたのは ただの貧乏学生のさもしい根性が故です。 それは豊かな日本のある学食のいつもの風景でした。 「もったいない」は死語になってしまったのでしょうか? 「食べられないなら…

短信

サッカーワールドカップ予選日本Xインド戦に埼玉スタジアム最高の 3万6千人以上入ったそうで・・・。 皮肉を言わせていただけば大人と子供の勝って当たり前のあまり見所のない試合に それだけ集まるのはよほど勝ちシーンに飢えていたのでしょうか? まあ…

今日の1冊

「老人党宣言」 なだいなだ 筑摩書房

「老人党宣言」

選挙が近づいてきました。 高校時代の友人に何故か選挙大好き人間がいます。 彼は選挙があるたびに投票日の夜から開票速報に釘付けになり、 新聞の候補者欄片手に蛍光ペンを走らせ、当落を確認していきます。 最後の1議席が埋まるまで徹夜で作業を続けます…

短信

短信 子供が子供を殺す(それもかなり冷静に)という陰惨な事件を前にして、 相変わらずどうしようもなく愚かな発言をし続ける政治家達にこの国の国民は どうして静かにやり過ごすのでしょうか? (どうせ年金も払ってないし、イラクで誰が死んでも関係ない…

今日の2冊

「イラクの中心で、バカとさけぶ」 橋田信介 アスコム 「愛してるって、どう言うの?」 高遠菜穂子 文芸社

「イラクの中心で、バカとさけぶ」

取り急ぎ橋田信介さんの 「イラクの中心で、バカとさけぶ」をアマゾンで取り寄せて見ました。 巻頭にある橋田さんと宮嶋茂樹、勝矢誠彦の3名の対談は 主人公である橋田さんを無視して話す二人の相変わらず知性ではなく、痴性しか感じられない言葉づかいとお…

短信YOMIURI ON LINEの記事より 「福井県小浜市の拉致被害者・地村保志さん(49)、富貴恵さん(48)夫妻は5日、同市役所で杉浦官房副長官と面談し、二男清志さん(16)が「喫煙している」と報じた「週刊新潮」の記事に対し、「事実無根なのに謝罪が…

今日の1冊

「殺人百科」 コリン・ウィルソン 弥生書房

大マスコミは小学生殺人の理由探しに奔走しています。 何故?という問いに野次馬的に答えを得て納得したいのでしょう。 インターネットの書き込みがどうであれそれが殺人の動機として成立するとでも思いたいのでしょうか? 肩が触れただけで殺人に走る大人が…

今日の1冊

「死の壁」 養老孟司 新潮新書061 内容はあれ?と思うこと多し

以前何かで宮台真司が人を殺してはいけない理由など どこを探してもありはしないと書いていましたが (もちろんだから殺していいという論理ではありません) 実のところ本当にそうかもしれないと思っています。 ある党ののお方達が大好きな道徳は高々集団内…

今日の1冊

「性幻想と不安」 ドロシー・ディナースタイン 岸田秀 寺沢みづほ訳 河出書房新社

性と暴力の結びつきにはいつも男という前提がつきがちですが アメリカのイラク刑務所での虐待事件に見られるように 状況が許せば女性の側だっていつでも性と暴力は結びつきます。 (かのイングランド上等兵はなんと乱交部屋で囚人に自らの性行為を見せ付けて…

今日の1冊

「私の地球遍歴」環境破壊の現場を求めて 石 弘之 講談社

環境省が今月5日に封切られるアメリカ映画「Day after tomorrow」 のキャンペーンに乗り出しているようですね。 政府機関が外国映画の宣伝に乗り出すとは何なんだろうと思いましたが アメリカ映画に便乗してまでもそれだけ地球温暖化対策に…