「選択の自由」

レーガン元大統領の国葬アメリカで行われました。
ひとつの時代の終焉ならブッシュと小泉を道連れになって時代を終焉させてください。お願いします。


レーガンの時代のアメリカ経済はケインズ学派からの大転換の時代です。
シカゴ学派ノーベル賞学者ミルトン=フリードマンマネタリズム全盛期です。
ケインズ的公共政策による経済成長ではなく
小さな政府によるマネーサプライのコントロールによる景気浮揚策です。
しかしレーガン時代は相次ぐ減税政策で大赤字。
結局、末期には増税に転換です。
シリコンバレーなどの新しい産業の恩恵は政府にはありませんでした。
サッチャーはある程度成功しましたが)
ソビエトの自壊による外交の成功がレーガンの誤った評価を生み
ブッシュのあほさにつながってしまうのです。
(補佐官のライスはソビエトの自壊によって今の地位を築いているわけで錯誤の連鎖です)
あの80年代という時代がよきアメリカの時代だという誤解が
ブッシュを持ち上げる神輿にならないことを願うだけです。


経済政策に戻れば
日銀による通貨政策は景気浮揚の効果はありません。
ある人たちが望むインフレ効果が得られるわけがありません。
マネタリズムはインフレ抑制策の理論に過ぎないからです。
自民党の有名代議士はアホです)
しかし新ケインズ学派を標榜し相も変らぬ公共工事による景気浮揚策はもっとアホです。
コンクリートの耐用年数がその政策の寿命であればいいのですが。


追伸
小泉首相は国連でのイラク決議採択に
イラク戦争大義が証明された」とのたまわったらしいですが、
イラク戦争大義はよもやお忘れになったわけじゃないでしょう。
大量破壊兵器と生物化学兵器の所持と隠匿です。


小泉首相北朝鮮メッセンジャーにまで成り下がっています。
6者協議は日本がかかわれる重要な場なのに
こともあろうに小泉氏はアメリカに北朝鮮との2者会談を提案。
ブッシュにまで諭される有様。もう救いようがありませんです。