「イラクの中心で、バカとさけぶ」

取り急ぎ橋田信介さんの
「イラクの中心で、バカとさけぶ」をアマゾンで取り寄せて見ました。
巻頭にある橋田さんと宮嶋茂樹、勝矢誠彦の３名の対談は
主人公である橋田さんを無視して話す二人の相変わらず知性ではなく、痴性しか感じられない言葉づかいとおばかな発言に笑いそうになってしまいましたが、そんなことより
勝矢氏の予言？いえいえ発言の的確さに大笑いをしてしまいました。
その発言箇所。
勝矢「しかしねえ、今回も戦場でビビリまくって、ろくな仕事もしてないのに、
日本に帰ってきたらテレビなんかでチヤホヤされているのがいるよね。宮嶋をはじめ、
いろんな新しい才能が出てきているのに、よりによってああいうカスをつかむなんて、
日本のメディアがどんなに腐っているかが、よくわかる。アホだなあとおもいますよね」

おいおい、それはあなたのことじゃありませんか？
（この対談は去年の１１月。勝矢氏がイラクに行ったのが３月の終わり？）
イラクで追いはぎにあっただけでビビリまくって（ちびったかも？）さっさと帰ってきたくせに
日本に帰ってきたらマスコミにひっぱりだこ。今じゃイラクで何かあるたびにテレビに呼ばれ、評論家気取りで有名になり（望んだことだし）バンバンザイじゃありませんか。
うん。やっぱり日本のマスコミは腐っています。
もうお出にならないほうがいいと思いますが、どうでしょうか？

あたらめて橋田さんと小川さんのご冥福をお祈りいたします。

高遠菜穂子の「愛してるって、どう言うの？」も手に入れて見ました。
勝矢さん、あなたも恐怖でちびってぬれたズボンが乾く時間くらい銃を突きつけられて
囚われていたらいい経験ができたでしょうに。惜しいことをしました。残念でなりません。