「人間はどこまで耐えられるのか」

hippydonky212004-08-24

アテネの過酷なマラソンを150センチ40キロの野口選手が金メダル。あの小さな体のスタミナには本当に驚きます。
野口選手は女性でありながら体脂肪率7%だそうです。腕などはかなりの筋肉質でしたが新しいタイプのマラソンランナーです。
オリンピックは記録ではなく勝つことが優先されます。日本のメダルは、いつも精神論だけが優先した世代の指導者たちが去り、欧米並みの科学的指導法を身に着けた指導者達の賜物でしょう。
人間は目的と向上心を持つ限りどこまでも自分の体を鍛えていくでしょう。アスリートの半分以上の人たちはたとえ寿命が短くなろうとも、発見されないドーピングなら手をつけるとアンケートに回答をしているそうです。
本当に努力を続ける彼らには頭が下がりますが、人間の物理的限界はそろそろ近づいているようです。


戦いそして勝つこと。人間の闘争心は平和な形で行使してもらいたいものです。


思うのですが政治家の人気取りのためだけで4年前に女子マラソンの高橋選手に国民栄誉賞を贈った人たちは今度はどうするのでしょうか?野口選手だけでなく、柔道3連覇の野村選手、連覇の谷選手など候補が目白押しですが。いまさらながら高橋選手は辞退すべきだったと思います。