「セックス ボランティア」

hippydonky212004-09-21

REUTERSより
「マドリード(ロイター) スペイン文学のプレイボーイ「ドンファン」や男を惑わす女「カルメン」などの舞台となった同国南西部の都市セビリアに住む中年男性が、5日連続でセックスを拒否されたとして、妻を「家庭内暴力」で訴えようとしたが、裁判所に一蹴(いっしゅう)されたことが分かった。

同国のエル・スール紙が17日報じた。

男性は、拒否する妻の態度は「面目を失わせるような扱い」「家庭内暴力」などとして、妻に対する不満をぶちまけていたが、裁判官は男性の訴えに取り合わなかったという。」 

男の身勝手を責めるべきなのか、はたまた恐妻家を持ったがゆえの不憫を哀れむべきなのか。
セックスの強要がたとえ夫婦間であっても強姦罪やドメステック・バイオレンスになる今日。そうなる前に話し合うべきことがあるだろうにと思うのですが、もっぱら男の側は話さなくてもわかれよ的に夫婦なら当然要求に応じるべきと構え、妻は気分的に受け入れられない日が当然あるのだからそれを理解すべきと思うのでしょう。


付き合っている男女が、ぎゅっと手を握り合い、目と目が合えばそうなるときがあるように、夫婦間であっても無言の会話にもそれなりの努力が必要だと思うのですが。
セックスとなると夫婦間でも言葉にするのをためらいがちにはなるのでしょうか?自分にとっては未知の世界です。
今日の日本の夫婦関係は
「仕事とセックスは家庭に持ち込まない」のかも知れませんが。


そうしたいときにそうなるよう言葉にするのは本当に難しい。何度機会を逃し、悶々として帰ってきた事か。言葉を紡ぐ必要のない男女関係などないのですから、お互いの努力は尽きることはないはずなのですが・・・。


障害者でないわれわれはそれゆえできるはずの当然の努力も怠っていることなのでしょうか。