短信  (本当の関心は、エログロ?)

hippydonky212005-10-09

ネバダ州プリム(AP) 
ロボットが運転する車両23台を集めた自動車レースが8日、米モハベ砂漠で開かれ、4台が見事に完走した。大きな落差や障害物、トンネルなどがある道路を克服し、画期的な技術進歩を成し遂げた。このレースには、軍車両への技術活用を目的に、米国防総省が賞金を出している。

優勝したのは、スタンフォード大のチーム。フォルクスワーゲンの乗用車を改造し、高度なセンサーやカメラ、レーダーからの情報や、ソフトウェアの指示だけで、約211キロの長丁場を7時間半以内で走行させた。同チームは「不可能なことを成し遂げた」と大喜びだ。

このレースでは、米国防総省が、10時間以内でトップでゴールした車両に200万ドル(約2億2800万円)の賞金を支払うことを表明している。

これは、戦場で遠隔操作なしで動き回れる車の開発を進めるのが目的。米議会から、2015年までに軍車両の3分の1を無人化し、犠牲者を減らすよう求められてるのが、そもそものきっかけだ。

スタンフォード大チームは、開発した技術は国防総省の目標実現に貢献するとした一方、同時に、数年以内により安全な車を製造することにも貢献するとしている。

このレースは昨年も開かれたが、出場した全車両が完走できなかった。

自国の国民が死ぬことに極端に神経質な国はアメリカとおそらく日本でしょうね。
日本のマスコミは世界のどこで事故や事件があっても、日本人の犠牲者があれば連日のように報道するけど、いなければ冷淡になり、報道もされなくなってしまいます。だから本当に知りたいニュースはネットに頼らざる得ないわけで、それが新聞離れに拍車をかけていると思っていたら、昨日の記事では、90何パーセントは毎日必ず新聞を読むそうで(本当かよ。テレビ欄と社会面で終了じゃないですか?だって平均20分でしょ。こんなものです。後はざっと見出しだけ?)、つまりやはり自国のことしか関心がないようです。しかし時には振れ幅が極端すぎるくらい振れて、冷淡になり、死んで当然とまで言いますが・・・。
そういう方は本当にグローバリズム化がわかって賛成してるんでしょうか。不思議だ。



アメリカにしても戦争の外注化がますます拍車がかかると言うことです。上記のような車は開発されても、一台数億円。費用対効果は疑問符です。本当に危険なところは、外注化やアメリカの市民権やグリーンカード欲しさに従軍する人たちの移民予備軍で、この人たちは死んでも米軍の死者数には含まれないし、保証もなし。イラクでも道ばたに捨てられている?海に投げ捨てられる?っていう話もあります。



英雄の物語ではなく、ニュースにならない死者にこそ世界史を形作っていることを毎日のニュースの中で知ることこそ、現代史の授業のような気もしますが、誰も教えてはくれません。