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のっけから重い話題がいっぱいですね。
イラクはアメリカの望みどうりに荒れはじめましたね。
アメリカの望みはイラクの安定と民主化なんて嘘っぱちだもの。
アメリカの望みはイラクのパレスチナ化でしょ。イラクが安定してアメリカに利益があるわけない。安定?民主化?(イスラムの部族社会を知らなさ過ぎる)。
安定してアメリカの傀儡政権だったイランがその後どうなったかアメリカはちゃんと学習済みですよ。どこかの国じゃあるまいし。
アメリカはわざとイラク国民を怒らせるようなことばかりやっているのもわざとらしいしね。イラク戦争でも攻撃しなかったモスクを攻撃したり露骨です。パレスチナの騒乱と確実にリンクさせていますね。イスラエルにパレスチナをやれせ、アメリカ自らがイラクに騒乱を起こさせる。両者の連携が透けて見えます。
イラクが荒れててくれればイスラエルひいてはアメリカにとって最も喜ばしいし、だからって石油が供給できないわけじゃないし。スンニ、シーア、クルドの緊張関係は隣国トルコも望むところ。今もままじゃクルドに大幅な自治権が与えられて、結局キルクーク油田の上がりで独立なんてことになったらトルコは第二のコソボを内に抱えることになってしまう。イラク戦争の協力で与えた褒美を何とかしても無効にしてしまおうと画策した結果なんでしょうね。イスラエルとアメリカの国防省筋はきっとほくそえんでるに違いないとおもいます。そのあたりさすがに英国のメデイアは見抜いていてガーデイアンあたりが書いているらしい。(まだ原文にあたっていません)。ブレアもさすがにイスラエルとアメリカのネオコンのたくらみにあきれ果てリークさせたのかも。
日本ではマスコミも評論かも知ってても書かないのかただのお馬鹿なのか、そのあたりの話は見てません。
国益って非情な現実なんです。
死んでいくのはただの市民です。