こういう時ってあちこちの掲示板にナショナルな勇ましい言説が飛びかいますが、
勇ましく声の大きいい者だけが跋扈する世界は気味が悪い。

イラクの3人は無事でしょうか。
こんなときにイラクに入るのだからそれなりの覚悟はできているでしょう。
でもだからって国家が見捨てることとは筋が違います。
イラクで追いはぎに遭遇し、それゆえちょっとばかりヒーローを気取っているお方は
俺のときは「そんなときは見捨てよ」と一筆書いていったととんでもなくお間抜けな
ことを書いていました。相変わらず知性ではなく痴性しか感じられない文章を書き投げていましたが。(時に結構まともですが)
あの方は国家による自国民の保護は国民の権利なのではなく近代国民国家の義務であることがわかっていません。
また「こんなときに勝手にイラクに入ったんだから」なんて言説がまかりとおるのは日本ぐらいかも。
アメリカはその点自国民の保護は徹底していて、原理原則はぜったいに侵しません。
最近DVDで販売が始まったTEARS OF THE SUNという映画がありますが、この映画、まさしく密林に取り残された自国民である一介の教師を救い出す特殊部隊のお話です。多分にアメリカ陸軍の宣伝映画ですが、アメリカはこういう事を本当にやってしまう国です。

砲弾が飛んできてこわいよと引きこもっている自衛隊イラクにいる必要性をもう一度問い直すべきかも。

まあ自衛隊を撤退させはしないでしょう。撤退は政権の崩壊そのものですから。