「ヴァギナ・モノローグ」

hippydonky212004-07-26

中央日報より
「 女性が自身の性器を観察するという異色のイベントが、あるインターネットサイトで行われる。

23日の文化(ムンファ)日報の報道によると、女性主義的セックス情報をインターネットで提供している「フォクシーラブ(www.foxylove.net)」が、今回はオフライン空間を準備したという。この日開店した女性専用ブックカフェ「フォクシーの家」がそれだ。ソウル市麻浦区合井洞(マポグ・ハプチョンドン)にある「フォクシーの家」は、女性・セックスなどについての数百冊の本や雑誌などを置いている。また、各種セミナーやワークショップの空間として活用される。

最も話題を呼んでいるイベントは「性器観察」ワークショップ。 気の合う女性が集まって、鏡を使って各自自分の性器を眺めたり他人の性器を観察した後、対話を通じて性器が己の体の大事な一部であることを啓発するための行事だという。

フォクシーラブのイ・ヨンヒ代表は「多くの女性は性器が陰湿で不潔な部位と感じて関心を持たない。自分の性器の形にコンプレックスを持つ人も多い。知識も不足しているため、少しでも変だとすぐビクビクしたり、性病にかかっていても知らずに放置して健康を害することもある」と語った。イ代表は「手足のように性器も身体の一部なのに、なぜ眺めるのが恥ずかしくて変なことなのか」とし「このイベントは女性が性器についての誤った俗説や固定観念を打破してコンプレックスを克服するためのもので、自分の体を愛することを学ぶためのものだ」と話した。

2004.07.23 19:41」



フライド・グリーン・トマト」というアメリカ映画で、
主人公が自分自身を取り戻すために女性のためのワークショップに参加し鏡で自分の性器を見るというシーンがあります。
主人公は逃げ出してしまうのですが、この日本の女性たちで自分の性器を見たことがある人はどのくらいいるでしょうか。女性が忌み嫌う生理との重なり合いでかなりの人が汚らしくて醜いと思っているようですがどうなんでしょう。


自称プレーボーイの友達は、下衆な話で申し訳ありませんが、断固としてクンニをさせたがらない女性は自分の体ではいうまでもなく、自分自身の存在さえ頼りなげで、いろいろなことが自分ではっきりと決められない人が多いそうです。ある種のコンプレックスを同姓にも異性にも抱いているそうです。
あまり美男子ではないがもて男の彼の意見には耳を傾けていますが、そうかもしれないねとうなずいた話でした。


女性のために2冊の本を紹介します。
ひとつはデータハウスから出ている「10分でわかる女性器の秘密」です。
ここには初めて自分の性器を鏡で見てイラストを書いた人たちがいます。

もうひとつは「ヴァギナ・モノローグ」
女性劇作家がそれこそコンプレックス持ち、自分の性器を汚くて醜いものと思っているたくさんの女性たちのインタビューを再構成して一人芝居にし、今も演じられているものです。


女性性という神話はもう女性自身の手で内から破壊していくことが必要なんだし、おろかな男性たちの勝手な性の支配から抜け出す契機にでもなればとひそかに思っているのですが・・・。
人とは違うかけがえのない自分がそこにはいるのかも。