追記

赤十字による献血不適応の例は以下のとうりです。
「(2)変異型クロイツフェルト・ヤコブ病vCJD)について
近年、英国を中心に発生している変異型クロイツフェルト・ヤコブ病vCJD)については、輸血による伝播に関して未知の部分が多い一方、牛海綿状脳症BSE)との関連も強く指摘されていることから、安全が確認されるまでの間献血をご遠慮いただいています。
(1) 英国・アイルランド・イタリア・オランダ・スイス・スペイン・ドイツ・フランス・ベルギー・ポルトガルの欧州10か国に、昭和55年(1980年)1月から今日までに通算6か月以上の滞在(居住)歴がある方。
(2) (1)の10か国の中で、昭和55年(1980年)からの滞在が複数国に及ぶ場合は、その滞在期間を合算して6か月以上の滞在(居住)歴がある方。
(3) アイスランドアルバニアアンドラオーストリアギリシャクロアチアサンマリノスウェーデンスロバキアスロベニアセルビア・モンテネグロチェコデンマークノルウェーバチカンハンガリーフィンランドブルガリアポーランドボスニア・ヘルツェゴビナマケドニア、マルタ、モナコリヒテンシュタインルーマニアルクセンブルグの欧州26か国に、昭和55年(1980年)1月から今日までに通算5年以上の滞在(居住)歴がある方。
(4) (3)の26か国の中で、昭和55年(1980年)からの滞在が複数国に及ぶ場合は、その滞在期間を合算して5年以上の滞在(居住)歴がある方。
(※(3)の渡航歴の計算には、(1)の渡航歴を含みます。)
日本赤十字のWEBより)


骨髄バンクのQandAは以下のとうりです。
「Q. 献血では、欧州に一定期間滞在していた人は献血ができないようですが、ドナー登録もできないのでしょうか?
A. 患者さんが見つかってから、コーディネート(骨髄提供まで進めていく)の段階でお断りしています。狂牛病(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病vCJD)に関するドナーの基準では、「1980(昭和55)年以降、英国、アイルランド、スイス、スペイン、ドイツ、フランス、ポルトガル、ベルギー、オランダ、イタリアに通算6ヵ月以上の滞在歴を有する人からは骨髄採取しない」としています。現時点では輸血によってvCJDが感染したという事実はありませんが、血液による伝播の危険性も否定できないため、輸血の安全性が確認されるまで、予防的措置としてこの基準が使用されています。なおBSE(牛海綿状脳症) に関連した骨髄バンクのドナー適格性の基準は、あくまで現在の国の通達に基づくものですので、今後因果関係なしと判断されれば変更される可能性があります。」
骨髄移植推進財団のWEBより)


やっぱり献血もできないか。
それにしてもヨーロッパ諸国だって検査体制が整っているからリスク牛は取り除かれているにもかかわらず、たとえば今年6ヶ月滞在したとしても駄目なんていうのは・・・。
いいかげんすぎる。