「アメリカの内戦」

hippydonky212004-09-24

asahi.comより
 カタールアラビア語衛星放送局アルジャジーラが、人気の討論番組の中でイラクで相次ぐ拉致事件への賛否を視聴者に尋ねたところ、電話による回答では「賛成」が94%に達した。インターネットでの調査を合わせれば、最終的に7割前後に落ち着く見通しだ。民間人を人質に取り、首を切断する残虐さに、被害者を出した各国では反発が広がっている。だが、アラブ世界では「米国がイラク人殺害を続ける以上、当然の反撃」とする考え方への支持が根強いことを示している。
(中略)
 同局によると、ネットでの回答に限れば、23日昼現在で総数約4500に対し、賛成が65%前後。23日朝、イラクの子供を支援する人道援助団体のイタリア人女性2人の殺害情報が流れたのを境に、反対が急に増えているという。

 イスラム教で民間人女性の殺害が禁じられ、アラブメディアが強い非難を交えて報道していることも影響しているらしい。同局は、電話と合わせた最終的な拉致「賛成」は、7割程度にまで減るとみている。 

イラク国民だけではなく中東域に暮らす人々の意識がある程度反映していると見るなら、報復の連鎖はもう止めようもないものになっているのでしょうか。ブッシュがアメリカ国民に向け、絵空事を語りかけ、小泉がどんなにくさい芝居をしようと現実は確実に彼らの手の施しようを越えて進んでいきます。累々と横たわる屍が、彼らの枕もとに立つことを祈るしかないのでしょうか。

ハロマゲドンを信じつづけるアメリカ大統領はこれからも存在しつづけてしまうのか。あなおそろしや。
冗談ごとじゃないんですが。
小泉首相は一度下記の本でも読んで過激なイスラム原理主義に負けないくらいのブッシュの宗教観を学んでみるべきでしょう。国際政治の現実から乖離して存在しつづけるブッシュの神に付き従えないことは明白なのに。(神を信じない仏教徒を巻く込むなよ、本当に)