短信  (誘われれば・・・)

CNN‐REUTERS
ベルギーの人材マネジメント会社「Vacature」のアンケート調査で、出世や給料アップのためなら「上司との性的関係」をいとわないと答えたのは、女性より男性の方がはるかに多いことが判明した。

調査は1万2078人のベルギー人を対象に実施。昇進などのためなら上司とセックスするかとの質問に、男性の12%が「はい」と答え、女性はわずか1%だった。

調査結果は、実際に行動に移した「経験」を持つ比率などには触れていない。

また、男性の22%、女性の7%が同僚とのセックスをよく想像する、と答えていた。 

別段判明したわけではなくあたりまえの現実として転がっていた事実を報道してどうなるんだと言う感想ですが、欧米の調査会社によくある自己顕示の一環かもしれません。男性が昇進のためじゃなくても誘われて断るやつは・・・相手が相当の年齢差がない限り・・・だと思いますが。当然僕は断りますが・・・。
愛とセックスは男にとっては一致しないと言うことだけでしょう。進入する自己と進入される自己との違いと申しましょうか・・・。でも上司の性別の違いはどうなんでしょう。上司が同姓だった場合は男女の統計が反対になるような気もしますが、これも侵入する側と侵入される側の自己保存の欲求からしてあたりまえのような気もしますが。
その人の容姿や匂いや仕草の覚えのある身近な人間に対する想像力で・・・してしまうのは人間の性です。

女性は夢ばかり語る男に対して生活観がないと非難しますが、それと同じで愛と言う実体のないものに身を任せてしまう女性に対しても現実を見ろと男性の側から非難が出ます。
つまりよく言われる男は人生において夢を重視し、女性は生活を重視するなっっていう一方的なことはうそで、男は実態のない夢を追い、同様に女性は実体のない愛を追う。女性は生活と言う現実を求め、男は女性の体と言う実態を追う。男だって女だって生きていくには現実と非現実を車の両輪にしなくては生きていけないってことだけなんだから、夢と愛と生活とセックスは価値に違いなどないってことなんじゃないでしょうか。ささやかな庶民の生活とはそんなものじゃないのかなあ・・・。