短信  (3ばかはこちらのほう)

Chuunichi  Webより
 イラク派遣の期限が十四日で切れる陸上自衛隊。政府は近く一年間の期間延長を決める方針だが、派遣された隊員たちは現地でどんな活動をしているのか。自衛隊の仕事を肩代わりする政府開発援助(ODA)の開始と、治安悪化に伴う警備要員の増強。「派遣そのものが目的」とされる派遣の実態が際立ち始めている。

 イラク南部ムサンナ州のサマワ宿営地にいる隊員は約五百七十人。イラク人への給水、施設復旧、医療指導を続けているが、日本のODAによる浄水機五台の設置工事が同州各地で始まった。浄水機五台の浄水能力は一日四千三百五十トン。陸自が十カ月かけて供給した量を十日で提供できることになり、支援活動としての給水作業は来春、終了可能になる。

 陸上幕僚監部(陸幕)は、派遣延長が決まれば、来年二月に派遣する五次隊(第十師団=名古屋市=を中心に編成)の給水部隊を縮小し、その代わり、迫撃弾を探知する対迫レーダーを持ち込み、操作要員に充てる。

 宿営地付近には、これまでに八回迫撃弾などが撃ち込まれ、十一月には敷地内に二回着弾した。「攻撃は想定の範囲内」(陸幕幹部)とされるが、監視用に無人ヘリコプター四機を持ち込み、警備部隊も約百五十人に増員。次の派遣では、さらに警備強化することになる。

 施設復旧は当初、隊員による施工を予定していたが、治安の安定を狙い、イラク人を雇用しての工事に切り替えた。既に十九カ所の学校や道路の補修が終了している。

 施設部隊の主な役割は、宿営地を要さい化することに変わり、迫撃弾の直撃にも耐えられるコンテナ宿舎などを建設した。日本のODAによる道路舗装やユーフラテス川の橋建設が近く始まるため、施設復旧のニーズも減ることになる。

 医療指導は、サマワ総合病院など六カ所の施設で七十四回にわたり、提供した医療機器の使用指導や症例検討を行った。

 一方、外務省は自衛隊の安全確保を目的にODAをムサンナ州に集中させており、自衛隊は「日本のカネ」にも守られている。ODAの本格化に伴い、自衛隊による支援活動の必要性は減るものの、本格復興につながる文民派遣のめどは立っていない。

 陸幕幹部は「多国籍軍の終了に合わせて来年十二月、自衛隊の派遣が終われば、日本の足跡がサマワから消えてしまう」と話している。

意味のないところへ物見遊山で出かけた3ばか政治家は何を考えているのでしょうか。クエートから厳重なアメリカ空軍の護衛の元、へりで要塞化した陸の孤島に駆けつけ、サマワは安全であるとお言いになる。つい数十キロ先でテロがあっても要塞に閉じこもる自衛隊が傷つけられなければ平和であるという完全なる平和ぼけに毒された政治家をどうして4月に騒いだ人たちは避難しないのでしょうか。これほどお馬鹿な行為はないのに。こういう事実は不思議の国日本の愛国者たちにこそ平和ぼけが蔓延していることの証明になってしまったことに本人たちが気づかなかったということなのでしょうか。
3ばか政治家はこともあろうに行く先や日にちまで明らかにしてテロを呼び込み、過度の警備をとらされたあげく、危険にさらされた米軍こそいい迷惑だったでしょう。ミサイルが飛んでこなかったことを本当に幸運と祈るべきです。
外務省の警告を無視し、平和ぼけで無知な人をさあなんと呼んだんでしょうか。呼んだ方たち、もう一度是非とも3人の政治家にいってやってください。