短信   (次回の運転免許更新は講習付きです)

asahi.comより
医師免許更新制、05年度中に結論 規制改革会議答申へ
 政府の規制改革・民間開放推進会議(議長・宮内義彦オリックス会長)は15日、小泉首相に提出する答申を固めた。医療ミスの続発を防ぐため医師免許の更新制導入の是非について05年度中に結論を出すとし、医療機器の内外価格差の是正も求めている。医師免許の更新制には日本医師会などが反対しており、4月以降の協議は難航しそうだ。

 答申は週明けに正式決定する。具体的施策は25日に閣議決定される「規制改革・民間開放推進3カ年計画」に組み込まれる。

 医師免許の更新制の検討は、医療の質向上のため、問題のある医師の処分や再教育制度の確立とともに答申に盛り込んだ。これに対し、医師会は「医療への行政の関与が強まるのは好ましくない」と主張している。

 医療分野では、海外に比べ割高とされる医療機器の内外価格差の是正についても、05年度中に具体的な施策を実行する、とした。病院の事務効率化やサービス向上につながる「電子カルテ」は、普及を後押しするため、地域の中核病院に05年中に先行導入する。

自動車の免許すら視力検査だけとはいえ更新させられるし、違反が積み重なれば講習を受けさせられるし、自動車は事故を起こさないため(名目上)に車検制度があるし、教師にまで免許の更新をさせようとしているのに、人の命を預かっている医者は免許の更新がない。(教師と医師の違いは自民党に対する献金団体か否かって事だけでしょ)ろくでもない教師に教えられるのはトラウマになるけど(自分はある教科について完全にトラウマを克服するのに10年かかりましたよ)、まあ命までは取られないけど、藪医者なら命まで取られるから。
「医療への行政の関与が強まるのは好ましくない」???
よく言うよ。圧力団体としては屈指の団体のくせに。政治利用はお手の物でしょ。利用はするけど利用されるのはいや?医療はそもそも国の福祉の根本なのだから、行政行為そのものでしょ。
しかし論議する場所が「規制改革・民間開放推進会議」じゃ混合治療の問題と同じで、保険屋にいいように利用されるだけだと思いますが。医師の免許の更新制についての論議はこんなところでやる議論じゃありませんぜ。ちゃんと国会でやりなさいな。


更新時に単なる試験だけではなくどれだけ最新の医療に精通しているかも試験すべきでしょう。新しい治療法なら助かるものも、知らないばかりに助からないって事もあるのだから。そして何より有効でない薬や薬害の可能性のあるものや副作用が大きすぎる薬を使い続けることも。(どの薬害裁判でも周知期間が長過ぎる気がします。たとえばアメリカではとっくに中止されている薬を使い続けても周知期間の前なら罪にならないって事とか)知らないってことは医療を職業にするものにとって罪なのですから。