記憶力を強くする

hippydonky212005-07-02

asahi.comより
 円周率の暗唱で5万4000けたの世界記録を持つ千葉県茂原市の元会社員原口證(あきら)さん(59)が2日未明、自身の記録を更新し、8万3431けたまでの暗唱に成功した。

 原口さんは同県木更津市のかずさアカデミアホール会議室で、1日午前9時、数字をチェックする立会人や支援者らが見守る中、記録への挑戦をスタートした。正午過ぎに1万6千けたでいったん途切れたが、直後に「3.141592……」と暗唱を再開した。

 その後は順調に進み、午後8時過ぎ、自身の持つ5万4000けたを更新。2日午前1時26分、新記録を達成した。

最近記憶力が落ちたなあと嘆くのもやめようと思います。
自分よりかなり上の人たちが、記憶することに意味はないことでも自分の能力にひたすら働きかけ続けることにやはり感動を覚えるからです。
もう遅いはいつの時代でも繰り返される努力しない自分に対する自己弁護にすぎないことは当たり前なんですから。



その努力を認めない?のは

毎日新聞より
群馬大医学部(前橋市昭和町3)の今年度入学試験で、年齢を理由に不合格にしたのは不当だとして、東京都目黒区の主婦(55)が大学を相手取り、医学部医学科入学の許可を求める訴えを6月30日までに前橋地裁に起こした。
 訴状によると、主婦は今年度入試で医学部医学科を受験したが不合格となった。群馬大に個人情報の開示を請求すると、主婦のセンター試験と2次試験の総得点が、合格者の平均点を上回っていたことが判明。
 入試担当者に説明を求めたところ、55歳という年齢が問題となったという説明を非公式に受けたという。原告は「年齢を理由とした不合格判定は合格判定権の乱用」と主張している。
 群馬大総務課は「事実関係を調べたうえで対応を検討したい」と話している。

馬鹿な群馬大学には見切りをおつけになった方がいいような気がしますが。
医師国家試験の合格の最高齢が確か宮崎医大をでた女の方で65ぐらいだったと思います。
せっかく税金ををつぎ込んで医者にするのだから若くてこれからも長くやれる人を求める気持ちは国立大学としてわからないでもありません。
しかし金銭欲も名誉欲もなく、人生経験から医師への転身は、本当になにがしかの目的があるのでしょう。ただ長くやれば国民のためになるのでしょうか?
高齢化が進む中で、つらさを自分の身に置き換えられる人たちの存在は、医師の世界だけで過ごした人たちとはずいぶん違った方になるのではないでしょうか?
お金で釣っても無医村が減らない時代に、進んで飛び込んでいくかもしれない方を排除する世界観をお持ちの方々から何を学べるのでしょうか。年齢など関係なくその努力に報いる大学などいくらでもありますから。