ノーベル物理学賞

 [ストックホルム 5日 ロイター] スウェーデン王立科学アカデミーは5日、2004年のノーベル物理学賞を、米カリフォルニア大学のデビッド・グロス教授、米カリフォルニア工科大のデビッド・ポリツァー教授、米マサチューセッツ工科大のフランク・ウィルチェック教授の3氏に授与すると発表した。

 同アカデミーによると、自然界で最も微細とされる理論上の粒子、クォークの研究により、自然科学が目指す「あらゆるものに対する理論」の形成に近づく貢献をしたことが、3氏の受賞理由となっている。

遠く離れれば離れるほど強くなり近くになればなるほど弱くなるという摩訶不思議な力でクォークが結び付けられているというお話ですが、今年クォークノーベル物理学賞が出たわけで、小林、益川両氏の受賞が遠くなってしまったのかも。悔しいなあ。
せっかくCP対象性の破れが見つかったのに・・・。

5日のasahi.com南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授(83)に対する記事
http://www.asahi.com/science/update/1005/004.html
にも着目したい。亡くなった方にはノーベル賞はもらえないので、早く早く。