短信   (危機管理以前の問題)

asahi.comより
スマトラ沖大地震インド洋津波の死者は発生から3日目の28日、約5万1000人に達した。各国政府関係者らに確認したロイター通信などの集計で、前日と比べて2.3倍に増えた。津波による災害では観測史上、最悪の規模だ。被災地では、水や食料の不足、伝染病などへの懸念が深刻化。国際機関や主要国などが支援物資の緊急輸送を始めたが、通信や交通網が寸断されたままで、救援活動は遅れている。

政府の対応の顔が見えないと思っているのは自分だけでしょうか。
当日の小泉首相の行動は津波の被害の報告後映画鑑賞、その後高級料亭で作家と会食だったそうです。他国で起こったこといえ大災害になっていることすらわからないわけではないでしょう。他国の犠牲者を除いたとしても(このことですら十分に非人間的ですが)日本人な被害が当然予想される中でこのあり様は危機管理とかいう問題を抜きにして、結局今年何度も示されたことと同じで、自らの支持につながりそうにないことにはただひたすら冷淡で、興味がないということにすぎないのでしょう。各国が支援表明の中丸二日も対応をしなかったことはただただあきれる以外にありません。年の瀬にただ寝るだけに帰ってきている家のテレビをつけ、ただひたすら考えさせられた2日間でした。