今日の1冊

世界がもし100人の村だったら
池田 香代子   C.ダグラス・ラミス  訳
マガジンハウス


ps
日本の鑑定結果に本当に疑問はないんでしょうか。訪米の科学雑誌にうっかり口を滑らせてしまった鑑定学者の言葉はともかく、北朝鮮が灰や骨を手で扱ったりしていたらもう他人に皮脂による汚染で本人のものじゃないと鑑定されるのはもうこの世界では常識だと思うのですが。大学の論文なら学生でも間違いなく突き返されますが。本人の鑑定なら汚染されようが本人のものがでればいいのですが、あの状態で当事者のものがでなかったから違うと言い切ったのは研究者としてちょっと首をかしげたくなる態度だと思うのですが。
はじめから中立な第三国にやってもらえばよかったのに、間抜けすぎます。


もう一つ追加

東京新聞より
 下村博文・文部科学政務官は6日、都内で開かれたシンポジウムで講演し、教科書検定基準にアジア諸国への配慮を求める「近隣諸国条項」が盛り込まれていることについて「(以前より)もっと徹底したマルクス・レーニン主義による自虐史観の教育が行われていることに対し、とても看過できないということで、歴史教科書を考える議連をつくった」と述べ、同条項を厳しく批判した。

 下村氏は1997年、超党派議員による「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」を中心メンバーの一人として設立した。

この方マルクスのマの字すら読んだことはないでしょう。いったいマルクス・レーニン主義のどこに彼らのいう自虐史観(この言葉の定義すらいい加減ですが)が書かれているのでしょうか?彼のいうテキストが存在するなら勉強としてぜひ読んでみたいのですが。
自分と考えが異なるものに対してマルクス・レーニン主義と罵倒したいだけでしょうけど。まったくこの程度の相手では相手にするのも悲しくなります。