短信  (サンケイも少し考えてあげた方が)

ちょっと前の記事。

産経新聞より
従軍慰安婦の記述は不適 歴史教科書で文科政務官

 下村博文文部科学政務官は31日の参院文教科学委員会で、従軍慰安婦に関する教科書の記述について「子どもたちの成育、発達段階を考えると、中学生の歴史教科書に慰安婦という言葉を入れることは適切ではない」と述べ、中学校の教科書にはふさわしくないとの考えを示した。

 下村氏は、中山成彬文科相が昨年11月、「従軍慰安婦や強制連行という言葉が(教科書から)減ってきてよかった」と述べたことに関連、「慰安婦は当時存在し、それは否定しない」としつつも「強制連行や従軍慰安婦という言葉は当時、使われていない」と指摘。「使われていない言葉を教科書に使うことは適切でない。その意味で減ってきてよかったという視点から(ホームページなどで文科相発言を)支持した」と述べた。

 また、従軍慰安婦などの言葉について「マルクス・レーニン主義(者が使う)用語として、1960年代になって学説として出た」と強調した。民主党の神本美恵子氏への答弁。(共同)

ええと歴史的な事実の論争はともかく、言葉に対しては左右どちらの方の結論もこうじゃなかったのですか。
WIKIPEDIAより
「近年では従軍慰安婦(じゅうぐんいあんふ)とメディアなどを通じて一般に呼ばれることが多いが、これは戦前戦中には存在していなかった言葉である。1973年に出版された小説のタイトルにはじめて用いられた造語にすぎない(千田夏光著「従軍慰安婦双葉社刊)。」
いつから60年代のマルクスレーニン主義(者が使う)用語になったのでしょうか?
ちょっと調べればわかることなのに、この方の頭の中身はまさか他の人間と違っているのでしょうか。不思議だ。まあこの方にとっては自分の主張以外はみんなマルクス・レーニン主義者の主張のようですが。載せる産経新聞もちょっとこの方が恥をかかぬよう考えてあげればよかったかと思うのですが・・・。いらぬ心配か。