短信  (おばさんパワーは健在です)

西日本新聞より
韓国の俳優ペ・ヨンジュンさんの次回主演映画「外出」(邦題・四月の雪)の撮影中現場を見学する日本からのツアー客約二千六百人が二十三日、ソウルに集結。日韓関係悪化の中、大挙してやって来た日本人を目の当たりにした韓国人たちは「領土・歴史問題を突き抜けている」と驚いていた。

 三十代―五十代女性が中心の一行は、福岡など日本の十一空港発で韓国入り。この日、約五十台のバスを連ねて、ぺさんが登場するクライマックスシーンのリハーサル現場、延世大学野外コンサート場を訪れた。

 現場は、一行が一時約五百メートルの行列をつくり、日本からの個人・グループ訪問組、北京、香港からのファンも詰めかけて大にぎわい。福岡発着ツアー(百四十人)参加者の一人も「ヨン様に『頑張って』と一声掛けたい」と興奮気味だった。

 突然の“騒ぎ”にキャンパスの学生らはびっくり。韓国メディアも注目し「ヨン様ブームなお」「韓日の緊張関係をまったく意に介していないようだ」などと伝えた。

おばさんたちに人類愛の原点を見るようです。パソコンのキーボードをたたき、互いに見も知らぬ他人の悪口を掲示板に書き連ね、あたかも自分が国をしょってたっていると思っている勘違いやろうと裏腹に、日本の冬ソナおばさまがたは、
「かっこいい人はどこの国の人だってかまわない」
と国も民族も突き抜けていきます。ちょっとした感動でもあります。
でもこの方たちがかつて「純ちゃん」「あべちゃん」と騒いだおばさまがたの一部でもありますが、実のところおばさまたちは
「ごたごた抜かすとあべちゃんだってゆるさへんで」
と思っていることに当のご本人が気がつかず、あることないことしゃべり散らしているのをみて、よくやるよと思っているのは僕だけでしょうか。ざまあないね。