メモ  (3419万票対3389万票だそうです)

メモ

日刊ゲンダイより
3419万票対3389万票
総選挙の投票結果を分析したところ、おもしろい結果が出た。256議席を勝ち取った小泉首相は「世論は圧倒的に郵政民営化を支持した」と言っているが、そうでもないのだ。世論の半分以上は郵政民営化に相変わらず「ノー」だった。これはある民間グループがまとめたものだが、先日の総選挙の小選挙区の投票をすべて積み上げたところ郵政民営化に賛成議員の得票総数は3389万7375票。一方、反対議員の得票は3419万4372票。反対派の勝ちとなった。
(中略)
総選挙でなく、国民投票をやっていたら郵政民営化は否決されていたかもしれない。衆院の3分の3以上を占めた小泉自公は「郵政民営化は圧倒的世論」と得意がり、大マスコミもそれに追随しているが、あんまりふんぞりかえらない方がいい。

とりあえず少しだけ安心。テレビのワイドショーに踊らされ、今まで選挙には行ったことがないような人が自民党に投票しても、票差がこれなら国民の大半は冷静に行動したと思いたい材料ですね。忍び寄る・・・に抗する力はまだあるというべきなんでしょう。
国民投票の制度を作ろう。そうすればこんなくだらないシングルイッシューの選挙を二度としないですむから。
どんなに改革を偽装したって、交代しない権力は腐るしかない。どんなにおいしいものでも賞味期限は正しく把握すべきなのです。